2022年8月19日金曜日

事務所移転による電話・FAX一時不通のお知らせ


いつもハート・アンド・アート をご利用頂き、誠にありがとうございます。

このたび、弊社事務所を2022年8月27日に移転することとなりました。

新住所

〒134-0086
東京都江戸川区臨海町 3-6-4
ヒューリック葛西臨海ビル 507

(株)ハート・アンド・アート
TEL:03-6457-0961/FAX:03-6457-0962


移転に伴い、電話及びFAXが一時不通となりますのでお知らせいたします。

【電話・FAX不通期間】

8月26日(金)16:00 ~ 8月29日(月)9:00 まで 
        ※事務所移転による電話番号・FAX番号の変更はございません
        ※ホームページからのご注文はご利用いただけますが、
          メールでのお返事が遅れる場合がございます





ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。


株式会社ハート・アンド・アート
2022年8月19日


2022年7月20日水曜日

大型作品をドアドアパックサービスでお運びする方法

こんにちは皆様ご機嫌いかがでしょうか。

ハート・アンド・アート スタッフ N👦です。


大作を公募展へ出品する場合のドアドアパックサービスの利用方法について

ご案内をいたします。

ここ最近は、大作出品をすることが物流業界の価格改定や取扱条件の変更などに

より、特に1辺が2mを大幅に超えてくるS120号以上の作品などは、割高になっ

たり積載効率の問題などで、特に厳しい状況ですね。


それでも大作を出品したい場合どうすればよいのか...。🙎


解決方法は、キャンバス(パネル)を組み合わせることを前提に制作すれば、大作を出品することが可能になります。

ハート・アンド・アートは、それにご対応すべくドアドアパックサービスの

オプショナルサービスとして下記のお取り扱いしています。

毎年ご利用者が増えていますので大作出品をお考えの方はぜひご検討ください。


1 F130号サイズ以下で制作してください。 
(ドアドアパックサービス利用可能サイズ)

2 ドアドアパックサービスで輸送ご利用いただく

3 弊社で搬入前に連結作業(組み合わせ)を行う

4 必要があれば額装も行う

5 指定会場へ搬入出を行う

6 作品を分解する

7 ドアドアパックサービスで返送を行う

< 組み合わせの例 >




M120 + M120 = S120号相当

P120 + P120 = F150号相当

F120 + F120 = M200号相当

P100 + P100 = P150号相当

F80   + F80 =   F150号相当


★作品連結の金具準備について

作品の連結作業(組み合わせ)は、微妙なズレが起きます。

現在ご利用の作家の皆さまも、ご自身で連結の金具準備をして頂いております。

上記の図のように、ボルト+ナットを通す穴を木枠に開けて金具と一緒にご用意

頂ければ、弊社で作品を組み合わせて搬入をいたします。


★額装について

大作の場合、額装をどうするかも検討が必要になります。もっとも費用を抑える

方法は上記図のように額装済の状態が最善です。

もし、

1 大作サイズで額を手配された場合は、弊社へ額をお送り頂ければ取付可能です。


2 弊社では、棒縁 (→お詳しくはこちらから👀) をお取付することも可能です。


ご興味のある方は、詳しくは弊社までお問合せください 

東京(営) 代表 03-6457-0961

大阪(営) 代表 06-6683-9650


2022年7月14日木曜日

絵画のある日常に触れる幸せ

 

皆さんこんにちは ハート・アンド・アート スタッフN👦です。

 

今日は、一般家庭の戸建てに絵画を設置したお話をいたします。

 

「 一般家庭の戸建てにF100号を飾って欲しいのですが相談できますか? 」


そんな電話が始まりでした。


一戸建てにF100号を飾ることは滅多にありません。

壁の強度は大丈夫? そんな広い壁がある?

正直、少し不安を抱きながらお話をお聞きしました。

絵画の購入者様は、何となく好きで美術館に足を運んだりされている方、

たまに出先で好きになった絵画を予算が合えば買ったりすることもあったり

という方でした。

 

子供も巣立ち奥様とお二人で生活をされていましたが、半年前に奥様に先立たれて

生きる気力を失っていたそうです。

そんな中で、九州在住で美術団体に出品されている女性アーティストに出会います。

購入者様はその絵を好きになり、そして女性アーティストから絵画を買いました。

女性アーティストは初めて絵を売り、購入者は初めて絵を自宅に飾るのです。

購入者の失った気力を少しでも取り戻すため、絵画を家に飾ることを薦められ、

私たちに相談がきたのです。

  

お家に展示するのは、F100号を含めて15号以下小品8点という内容でした。

そこで、どのハウスメーカーで建てたのかと壁の構造が分かる情報を調べて欲しい

とお願いをしました。

 

調べて頂くと、ハウスメーカーはミサワホームさんで、455mm間隔で石膏ボードの

後ろに芯材が入っていて壁面が丈夫な構造になっていることが分かりました。

 

「これなら100号でも展示できる👍」と判断しました。

 

15号以下はXフックという壁面金具で十分耐荷重を確保できますので、小品から順番

に玄関前・2Fの3部屋にご希望された絵画を高さ・間隔・部屋とのバランスを一緒に

相談しながら飾っていくことにしました。


一般家庭の戸建てですから、限られた壁面になりますが、1点飾るごとに変わって

いく部屋の雰囲気にご購入者が喜んでいらっしゃることが伝わってきます。


まずは手で絵画を持って部屋の雰囲気と目線の心地よい位置のあたりをつけます。

ご購入者の良いと思われる高さをこちらでも目視確認し全体のバランスを考慮して

ご対応をしながら、11点丁寧に展示をしていきました。

ギャラリーのように展示できなくとも、何もなかった壁に絵画が加わると一遍する。

何かが変わったことを強く感じます。それは良い気分の変化です。

 

そして、小品を全て展示して本題のF100号に取り掛かります。

2F階段を上がりきった正面のF100号が展示できるギリギリの壁ではありますが、

可能壁面はそこ一択でした。

F100号(縦構図)はタキヤ製のファームフックで耐荷重を確保し38mm

ビスで芯材まで届くように打ち込むことにしました。

強度アップの為に、ワイヤーを吊り紐にしました。ワイヤーの遊びを計測しておい

て、455mm間隔の芯材に合うようにファームフックを2つ壁に打ち込み、

実寸合わせで決めた絵画の高さピッタリになるように取り付けることができました。

たくさんの写真は掲載できませんので100号だけ掲載します。




大変ご満足頂けて本当に嬉しかったです(^-^)。

写真を撮って、すぐに女性アーティストに会いに行くと仰ってておられました。

人はいずれ老いて、社会の主役から退きます。長く生きれば友や家族を見送ることも

あるかと思います。でもそれは決して孤独や寂しいことではない。残った者は、

その思い出を大切に胸に抱き、日々を少しでも何かの役に立てるように

精一杯生きることがとても重要である。とそう思います。

今から始まる絵画のある日常がご購入者様にとって新しいスタートになることを

切に願ってやみません。

帰りのトラックが立ち去るまでお見送り頂くその笑顔を忘れることはありません。

本当にありがとうございました。

 

 

2022年4月9日土曜日

「美術輸送を考える その4」 ドアドアパックサービスの輸送箱のこと

 皆さま

 

こんにちはご機嫌いかがでしょうか。

 

ハート・アンド・アート スタッフ  N👦 です。


ドアドアパックサービスの輸送箱は、サービスをご利用頂く上で、とても重要

になります。


以前のブログで、ご説明をいたしましたが、今一度カンタンにご説明を....

1 お申込みの時に額縁(あるいは外側寸法)ヨコ×タテ×厚cmをお知らせ

  いただきます。

2 弊社で折り畳み式の輸送箱を作り宅配便で送付します。

3 集荷日までに、お客様にて届いた輸送箱に絵画を梱包をしていただきます。

という流れになります。

美術団体に出品されている女性アーティストの皆様はたくさんご利用頂いて

いますが、初めての方、特に女性は心配な方もいらっしゃるかと思います。

そこで、弊社スタッフ H👨に輸送箱へ絵画を梱包してもらいました。

これから、その実演を写真にしましたので説明をいたしますのでご覧にください。

今回の実演は、F100ー2点を一つの輸送箱に収納した場合になります。


輸送箱の写真で実演説明


1 まずは、輸送箱を壁に立てかけます。

立てかけて広げられるスペースで(^^)



2 ベルトの黒いバックルを外してベルトを外していきます。
バックルをパチッと外しましょう(^^)

 


3 ベルトを外したら折り畳み部分を右へ広げます。
右へ広げよう(^^)
 


4 広げたほうのベルトの黒いバックルも外してください。
さらにパチッと外しましょう(^^)



5 被せ板を抜き取って、近くに立てて仮置きしてください。
最後のフタになる板をVの字に立てておこう(^^)



6 収納する絵を輸送箱の前に運んできます。
ここから慎重に(^^) 



7 収納しやすいように、下記○のように開口部を広げておきます。
入れやすくするポイント!(^^) 



8 基本的には伏せて絵を差し入れてください。



9 1枚目が輸送箱に収納されました。
まず1枚目OK(^^)



10 2枚目の絵も基本伏せて収納します。
 ※作品・額縁の形状によっては異なります。
額同志の相性もあるので画面が触れないように慎重に判断(^^)



11 2枚とも収納ができたら、被せ板を持ってきます。
Vの字に立てておいた被せ板でフタをします(^^)


12 被せ板は、Vの字で両手で持ってください。
絵にぶつからないよう気をつけてください。
被せ板の角でキャンバスを押さないように(^^)



13 被せ板を慎重に内側に下から差し入れます。
あと少しですよ 頑張ろう!!(^^)



14 そして左右を先に折り、最後に上下を被せ板の外側に慎重に折り重ねます。
折り畳みの順番を間違えないで(^^)



15 最後に、上下のベルト4本の黒いバックルを接続します。
カチッと繋いでいこう!(^^)



16 黒いバックルをつないだら、ベルトの遊びの部分を両手で握り、
下に向かって引き締めてください。
そうすると上下のフタがギュッと締まり、箱は固定されます。
ベルト紐をしっかり握ってギュッと引締めよう!(^^)



17 これで輸送箱の梱包が完了しました。
完成でーす(^^)/



あとは、集荷日にドライバーさんに預ければ、株式会社ハート・アンド・アート
の営業所まで運ばれます。

いかがでしょうか?。だれでもできるように作ってますよ~(^^)

弊社は、輸送の専門家として安定した輸送インフラをご提供していきます。


   何でも分からないことは問い合わせをしてくださいね(^^^)/


美術輸送の氷河期である今、ドアドアパックサービスを上手く活用しましょう!


必ず、事前にご相談頂く必要がありますので、まずはお電話・メールでご相談ください。

 

詳しくは → ハート・アンド・アート ホームページへ👀

 

この便利なアーティストの為に作ったドアドアパックサービスをもっと知って欲しいです。

 

ご高覧ありがとうございました。(^:^)//

















2022年2月20日日曜日

「美術輸送を考える その3」  ドアドアパックサービスについて

 皆さま

 

こんにちはご機嫌いかがでしょうか。

 

ハート・アンド・アート スタッフ  N👦 です。

 

「美術輸送を考える その3」です。


美術輸送の問題解決の為に作られたドアドアパックサービスのご説明ブログです。 


日本全国のアーティストの作品輸送に対応できるように作られたこのサービスは、

 

よく知ることにより、アーティストの皆様により有用にご利用頂くことができます。

 

まず「ドアドアパックサービス」の基本の説明をいたします。

  

1 サービスの提供範囲  


北海道 から 鹿児島県 まで、日本全国のお住まいの地域を

サポートすることができます。    

 

 但し、沖縄県と都道府県の離島で輸送手段が空輸あるいは船便となるエリアについては、

    輸送運賃が実費となるため対象外とさせて頂いておりますので予めご理解ください。🙇

 

2,輸送できる作品について 


輸送できる種類は、平面作品となります。


( 油彩・アクリル画・日本画・水彩画・版画・水簿画・ペン画など )

 

注1 🙅 立体作品や長尺作品はお取り扱いできません。

注2 🙅 強度や耐久性の低い作品、揺れ振動に弱い作品もお取り扱いが

   できません。(アクリル額縁など衝撃に弱いものも含まれます。)

  

2,輸送できるサイズと重さ 


最大サイズは、F130号(194×162㎝+額縁8㎝程度)までです。

★F130号より大きいサイズの場合は、その方法によってはご相談が可能です。

 詳しくは、各営業所へお問い合わせください。

 

  重さは、作品総重量30kgまでとなります。

  

4.集荷日につきまして 

 

  

ご希望日に、集荷に伺うことが可能です。

お住まいの地域により、最終集荷日は異なりますので、詳しくはお電話で

事前に確認をしてください。

  

※平日(月~土)の午後でドライバーが伺います。

日曜日・祝日と午前中の指定はできません。

 

   ※玄関前に不在置きすることも可能です。お申込み時にご相談ください。

  

 

5.サービスの利用方法につきまして 

 

このサービスは、美術団体展に向けて作られたのものが、基本となっています。

そして、弊社東京営業所と大阪営業所を拠点として、目的地である主要の美術館へ

搬入出を行う輸送及び各種代行のサービスであることをまずご理解ください。


   (集荷返却先)           ( 弊  社 )                       ( 目的地 )

アーティスト宅 ⇔ 東京・大阪営業所 ⇔ 国立新美術館・大阪市美術館

  

 

ここで重要になるポイントは、『 目的地 』です。

 

この目的地が、「サービス適用内に合致している」「弊社で取り扱いが可能」の


場合にドアドアパックサービス基本料金でご利用頂くことが可能になります。

 

ドアドアパックサービスの基本料金については、お住まいの地域・作品のサイズや

点数で異なりますので、いずれにしましてもお問い合わせください。

 

→ ハート・アンド・アート ホームページへ👀

 

さて、文頭で、このサービスをよく知ることで、有用にご利用頂くことが可能と書きました。

 

ここからが、ドアドアパックサービスのすごいところです。

 

基本料金+見積算出料金となりますが、様々な輸送欲求に対応することができます。

 

例1 北海道に住んでいるが、F1301点を鹿児島県の実家まで運びたい。

   → 🙆ドアドアパックサービスの利用可能です。基本料金+見積算出料金

 

例2 ・青森県の自宅から、東京銀座のギャラリーで個展をするので絵画15点を

    運びたい。

   ・岐阜県のアトリエから、大阪のギャラリーでグループ展をするので、

    F802点を運びたい。

→ 🙆ドアドアパックサービスの利用可能です。基本料金+見積算出料金

 

3 新潟県から、東京で開催するアートコンペにS100-2点を出品したい。

→ 🙆ドアドアパックサービスの利用可能です。

     ※但し、弊社で取り扱いが可能な場合のみ

 

例4 愛媛県から東京の美術大学の受験に提出するF130号を運んで欲しい。

→ 🙆ドアドアパックサービスの利用可能です。基本料金+見積算出料金

 

例5 山口県から、山形県のアートコンペにB0サイズを出品したい。

   → 🙆ドアドアパックサービスの利用可能です。

       ※但し、宅配便の送付受付可能に限る。

 

例6 ネット販売で絵画が売れたので、石川県の購入者へF60号を送りたい。

→ 🙆ドアドアパックサービスの利用可能です。基本料金+見積算出料金


可能性は無限大。まだまだ輸送欲求にお答えすることができると思います😀


逆に、

「お取り扱いができない、あるいは割高になる可能性がありお薦めできない例」

 

例1 静岡県から鹿児島県のアートコンペにF80号を直接搬入してほしい。

 → 🙅ドアドアパックサービスのご利用できません。

理由 直接搬入は、作家本人か代理人が無梱包で作品を持参し受付ができる場合のみに限られます。

 理由 鹿児島県には、弊社営業所がありませんので、代理人対応ができません。

 

例2 宮城県から福岡県のギャラリーで個展をするので絵画を運んでほしい。

 → 🙅ドアドアパックサービスのご利用できません。

   理由 福岡県のギャラリーの時間指定などへ対応ができないので難しい。

 理由 福岡県には、弊社営業所が無いので、+見積算出料金が割高になりお薦めできない。

 

例3 神奈川県から愛知県の美術大学へ受験の為にF100号を時間指定で運んで欲しい。

   → 🙅ドアドアパックサービスのご利用できません。

 理由 愛知県の大学での時間指定ができないのでご対応が難しい。

   理由 愛知県には、弊社営業所が無いので、+見積算出料金が割高になりお薦めできない。

 

 弊社は、輸送の専門家として割高と判断される場合、必ずそれをお伝えします。


   ですので、経験不足でも安心して問い合わせをしてくださいね(^^^)/


このように、サービスの特性を知ることで、有用に利用することができるんです。

美術輸送の氷河期である今、ドアドアパックサービスを上手く活用しましょう!


必ず、事前にご相談頂く必要がありますので、まずはお電話・メールでご相談ください。

 

詳しくは → ハート・アンド・アート ホームページへ👀

 

 

さぁ、次はドアドアパックサービスの輸送箱のご案内に入ります。


ここは、重要なお知らせになりますの次のブログで詳しく紹介をいたしますね。

 

この便利なアーティストの為に作ったドアドアパックサービスをもっと知って欲しいです。

 

ご高覧ありがとうございました。(^:^)//