【ご挨拶】
1948年1月、当時の日本画壇の閉鎖的、封建的な体質を批判し、若手作家育成に危機感を持った山本丘人、上村松篁、吉岡堅二らを中心に世界性に立脚した日本絵画の創造を期す”として創造美術が 設立され、途中「新制作派」と合体して新制作協会日本画部となったが、 独立して創画会となり今日に至ったものであります。
陋習からの脱却、そして個の尊重の姿勢は今日も変る事なく、その間、多くの個性ある作家が育って参りました。
日本画という固有名詞にこだわる事ない個々の作家が日本画界に与えた刺激は大きく、その役割は今後共若手作家達によって受け継がれてゆく事でありましょう。
一方、異文化が融合せざるものである事の認識を深め得たのも反作用として生じた事であります。
文化は異文化の刺激なくしては発展しないのは歴史的事実であり、その事の認識を新たに自己の寄って立つ軸足を明確にし、眞の日本画の在り様を確立してゆくのは今後私共に課された使命と思っております。
作品はその模索の姿を現すものであり、結論を求めての真摯な姿勢をご覧いただき、作家達への力強いエールをお送りいただきたく、重ねて お願いする次第であります。
芸術は人間の在るべき姿を求めての思索である事を銘記し、精進して参りたいと思っております。
【公募作品】
未公開日本画作品に限る。
出品は1人3点まで。
大きさは162.1cm ×162.1cm 以内とする。(額は含まない)
作品は堅牢なるパネル等使用の上、必ず額装を施すこと。
(作品が額より前にでないこと。アクリル、ガラス等は入れないこと)
出品料 3点まで 12,000 円とする。出品料は搬入と同時に納入のこと。
【会 期・会場】
京都展(京都市美術館) 平成23年11月15日(火)~ 11月23日(水)
名古屋展(愛知県美術館ギャラリー) 平成23年11月24日(木)~ 11月27日(日)
東京展(上野の森美術館) 平成23年12月13日(火)~ 12月19日(月)
詳細は、こちらから
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創画展って有名ですよね。
返信削除京都で開催されているのを知りませんでした。
今年はぜひ見に行ってみたいと思います。
創画展のHPで会員の方の作品を見ることができます。
返信削除いろいろお調べになられてから、見に行かれるのも
よろしいかと思います。
コメントありがとうございました。