2012年1月25日水曜日

特別展「昭和モダン 藤島武二と新制作初期会員たち」

今回は、川越市立美術館で開催される特別展「昭和モダン 藤島武二と新制作初期会員たち」をご紹介いたします。


展覧会名 特別展「昭和モダン 藤島武二と新制作初期会員たち」

会   期 2012年1月28日(土)~3月20日(火・祝) 9:00~17:00 月曜休館日

会   場 川越市立美術館

住   所 〒350-0053 埼玉県川越市郭町2-30-1 TEL 049-228-7870
アクセス  東武東上線・JR埼京線「川越駅」からバスで20分 
       西武新宿線「本川越駅」からバスで15分


展示概要
新制作協会(当初は新制作派協会)は、1936(昭和11)年、実力派の若手画家たち、伊勢正義、猪熊弦一郎、内田巌、小磯良平、佐藤敬、三田康、鈴木 誠、中西利雄、脇田和の9名によって結成されました。同年秋に開催された第1回展は、自由大胆な表現とモダン感覚に溢れた個性的な会員作品に加え、彼らを 支援した重鎮・藤島武二の近作5点も賛助出品され、大きな話題となります。
メンバーの共通点は、当時の官展を中心とするしがらみから解放された 「芸術運動の純粋化」という主張であり、追い求めた絵画表現はそれぞれ異なっていました。こうした会の姿勢は、第2回展以降、野田英夫、荻須高徳、三岸節子といった有力な画家たちを迎えることとなり、同会はますます発展してゆきます。
本展では、その結成前後から1950年代までの作品約70点を 展覧し、美術団体の役割や意義を再考するとともに、戦前・戦中・戦後という激動の時代に日本の洋画がどのように形づくられてきたかを検証いたします。優れ た画家たちが生み出した質の高い作品を存分にお楽しみください。





会期中には各種イベントがございます。

講演会  2/26(日)14:00~ 講師 廣田生馬氏(神戸市立小磯記念美術館学芸員)
実技講座 3/11(日)10:00~ 講師 小島隆三氏(新制作協会会員)
ギャラリートーク
2/11(土祝) 14:00~ 講師 渡辺 恂三氏(新制作協会委員長)
3/4(日)   14:00~ 講師 田澤 茂氏(新制作協会会員)


イベントも盛りだくさんです。皆さんで展覧会を観にいきましょう!!




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