2012年2月20日月曜日

美術団体展紹介(25) 第89回春陽展

今回は第89回春陽展(春陽会)をご紹介いたします。

【春陽会について】
1922(大正11)年、春陽会は、日本美術院を離れた小杉未醒、足立源一郎、倉田白羊、長谷川昇、森田恒友、山本鼎に梅原龍三郎を加えた7名で創立されました。また、このときに石井鶴三、今関啓司、岸田劉生、木村荘八、中川一政、萬鉄五郎等が客員として参加しています。

 1923(大正12)年には早くも第1回展が上野竹之台陳列場で開催されています。やがて岸田劉生、梅原龍三郎等は会を去りましたが、会場も 東京府美術館(現東京都美術館)へと変り、しだいに「優雅で文人画風」と評される春陽会の作風も定着して行きました。

1928(昭和3)年には、長谷川潔の入会を得て「版画室」が新設され、また、昭和10年代には岡 鹿之助、三雲祥之助、高田力蔵等、欧州からの帰朝者 を新たに迎え、清新にして典雅な雰囲気がもたらされたのも特筆すべき出来事でした。

  戦時中は一時の中断を余儀なくされましたが、1947(昭和22)年より公募展として復活。版画の駒井哲郎をはじめ多くのすぐれた作家を集め、「絵画」「版画」ふたつの部を持つ有力な美術団体として今日にいたっています。

また、若い世代を中心に、新たな造形意識に立った作品が多く見られるようになったのも、春陽会の近来の動向として注目されています。




【会 期】  平成24年4月18日(水)~ 4月30日(月) ※24日(火)休館

【会 場】  国立新美術館 東京都港区六本木7-22-2 

巡回展有り 名古屋(5/22~5/27)・大阪(6/5~6/10)

【公募作品】 絵画(油彩、水彩、素描ドローイング等)・版画(凹版凸版・平・孔・その他)

・絵画 194cm×162cm(F130号)以内、S120号は不可。下限無し。要額装。

・版画 200cm×150cm(額外寸サイズ)以内。下限無し。要額装。

【出品点数】 6点まで

【出品料】 一人3点まで 10,000円 1点増すごとに2,000円加算

【搬入日】 平成24年4月5日(木)~6日(金) AM 10:30~PM 5:30
        国立新美術館地下1階へ搬入してください。


★春陽展の展覧会詳細はこちらから

★一般出品の場合はメールでのエントリーが可能です。 →こちらから




「 皆様! 奮って出品しましょう! 」



ハート・アンド・アートは春陽展の指定業者ですので、作品の搬入出はおまかせください!


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