2012年11月5日月曜日

公募展業務の裏方のお話…

アートトレイサーって知ってる?


一般の方々にはほとんど知られていないと思いますが、これはハート&アートと他4社で共同開発した「展覧会応募作品管理システム」の名前なんです。



先日搬入審査がおこなわれた「シェル美術賞」のような大規模な公募展になると、1000点~2000点の応募作品が全国から集まります。


これを間違いなく管理するのはもう大変!手作業では手間と時間がかかりしかもミスがおこりがち!





そこで登場するのがこの「アートトレイサー」。


公募展業務のスムーズな進行、効率化を図るために数年前に開発、導入されました。




使い方は、作品ひとつひとつにICタグを取り付けて(シールみたいになってます)それを各場面場面でリーダーで読み取ることで全応募作品を管理します。

たとえば…
その作品が「何時搬入されたか?」「何次審査まで通過したのか?」「搬出は済んでいるのか?」

なんてゆう個々の作品の履歴をすべて記録してくれる大変便利なシステム。


また、主催者側にとっては「出品点数」はもとろん、「何次審査に何点通過したのか?」「その確率は?」なんて情報も瞬時に確認することができ、それは貴重な記録となっています。





実は大規模公募展の舞台裏は、こんなハイテク技術に支えられて、搬入~審査~搬出まで間違いのないよう一点一点管理することができているんですねー。



私どもスタッフも皆様の創作活動のお役にたてるよう、日々進化、進化です!





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