「棒縁って何!?」
初めての方でよくこんなお問合せをいただきます。「棒縁」とは太さが14mm×45mmの無地の木の板を、キャンバス(またはパネル)の側面に釘で打ちつける最も安価な仮額縁のことです。
作品をシンプルに見せたいときや、本来、額をつけない作品に、移動時の保護のためとして取付けます。公募展、コンクール展には出品規定に額装を義務付けることも多く、現代美術系の出展者には人気がありますね。
棒縁は取付たまま作品をお返ししますので、返送時の安全にも役立っているんです。
最近人気なのが、側面に傷を付けたくない方の為にご用意致しました「裏止め」タイプです。作品の裏側にネジで固定する方法で側面に傷を付けません。お値段が少し高くなりますが、毎年ご利用者が増えています。
コンクール展では昨日ご紹介したシェル美術賞が額装必要となっています。是非ご利用下さい。
尚、棒縁取付サービスは展覧会出品のオプションサービスですので、展覧会への輸送申込みの時に「側面打ち」か「裏止め」を決めて一緒に申込みをして頂ければお手間がかかりませんので、覚えておいて下さい。
仮縁で一番簡単な棒を打ちつけるタイプでも、こんな風に工夫すれば、裏で固定できるんですね。今年の出展はチャレンジしてみます!
返信削除額縁に対する考え方は、作家によって色々なのですが、作品と空間との間を区切る意味、作品をより装飾するという意味、作品の保護の為という意味、など色々ありますね。
返信削除コメントありがとうございます!
公募展では、作品の保護という意味あいが強いと思います。棒縁はその意味で簡単で廉価なものなのですが、その棒縁でも、側面打ちタイプと裏留めタイプで、作家にお選び頂いています。
参考にして頂いてありがとうございます。
ご出展作品の制作がんばってください!