2012年2月28日火曜日

全国伝統的工芸品センター ご紹介

今回は、全国伝統的工芸品センターで開催されている特別展をご紹介いたします。


【全国伝統的工芸品センターとは】
全国伝統的工芸品センターでは、全国各地の「伝統的工芸品」を数多く展示、販売していま
す。日本らしい和の心が伝わるもの、日常生活に気軽に取り入れられるものから斬新なデザインがおしゃれな商品まで取り揃えております。
プレゼントにぴったりの、お皿やカップ、小物等、ぜひ 手にとって、その良さをご確認下さい。

2階では、2週間ごとに入れ替えて特別展示を行っています。
皆様のご来訪をスタッフ一同心よりお待ちいたしております。



【 名称 】  全国伝統的工芸品センター ( 一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会)

【 場所 】 〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル

【 連絡 】 03-5954-6066

【開館時間】 11:00~19:00

【 入場料 】  無料

【アクセス】 こちらをご覧ください。


特別展のご紹介


【 会期 】  2/17(金)~2/29(水)  

【展示会名】 加賀友禅 創作小物展 


  
【 説明 】  
 加賀友禅の始まりは、加賀独特の染め技法である「梅染(うめぞめ)」まで遡ります。「梅染」は15世紀の中頃には、すでに存在していたことが文献に記され ています。梅染のほか「兼房染(けんぼうぞめ)」、「色絵紋」等の染色技法が古くから加賀に伝えられており、これらを総称して「お国染」といいました。こ の加賀お国染の技法を基礎に、江戸時代中期に、宮崎友禅斉が絵画調の模様染めを指導したところから、加賀友禅が確立されました。宮崎友禅斉は京都で友禅染 を始めた人物で、金沢で晩年を過ごし、友禅の指導を行ったと言われています。

【産地組合名】 協同組合加賀染振興協会


【 会期 】  2/17(金)~2/29(水) 

【展示会名】 瀬戸染付焼展


 
【 説明 】 
19世紀の初めに、土地の人が九州から持ち帰った磁器の焼成技術と、絵の専門家から指導を受けた中国風の柔らかで潤いのある絵を施す絵付技術が、お互いに 影響し合って大きく発展し、19世紀中頃には瀬戸染付焼の技術・技法が確立されました。その後も絵付け師の努力が重ねられ、瀬戸の自然を写し描く瀬戸独自 の染付技法が作り上げられました。
明治時代になると、染付磁器の生産はさらに充実し広がりを見せます。食器の他に花瓶、重箱、灯籠、テーブル等の大型品が作られるようになりました。これらの製品は今日まで作り続けられています。 
【産地組合名】 瀬戸染付焼工業協同組合


【 会期 】  2/17(金)~2/29(水) 

【展示会名】 伊万里・有田焼 女性伝統工芸士展



 
【 説明 】
16世紀末の豊臣秀吉による朝鮮出兵に参加していた佐賀藩主が、朝鮮から連れ帰った陶工の李参平によって、有田泉山に磁器の原料である陶石が発見されたのが伊万里・有田焼の始まりです。このとき焼かれたものが、日本で最初の磁器であると言われています。
現在、伊万里・有田焼と呼ばれている磁器は、当時伊万里港を積み出し港としたため、伊万里焼とも呼ばれました。青一色で絵付けをした染付から、色鮮やかな 上絵付けをしたものまで、色々な表現があります。その様式には古伊万里、柿右衛門、金襴手、鍋島等があり、とりわけ柿右衛門様式や、古伊万里様式の磁器 は、その美しさでヨーロッパの人々を魅了しました。伊万里・有田焼は、江戸時代にオランダ商館を通じて大量に輸出されました。

【産地組合名】 佐賀県陶磁器工業協同組合




全国伝統的工芸品センターではネットショップも行っています。

伝統的工芸品バーチャルモ-ルへはこちらから

 


特別展では、産地でしか購入することのできない素敵な商品が勢ぞろいしています。


見るだけでも「 一見の価値あり 」 と思います。




一人でも多くの方に日本の伝統が育んだ素晴らしい一品と出会って頂きたいと思います。

そして、日本全国の伝統工芸品の中から、お気に入りを見つけてください。






「皆さん! 全国伝統的工芸品センターへ行きましょう!
 

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