2012年7月7日土曜日

絵画設置施工サービスのご紹介(4)


関東の梅雨明けは例年7月21日頃とのことですから、天気が悪いのもうなづけます。




ささの葉 サラサラ のきばに~・・・今日は七夕の日。



「日本古来の豊作を祖霊に祈る祭(お盆)に、中国から伝来した女性が針仕事の上達を願う
乞巧奠(きっこうでん/きこうでん)や佛教の盂蘭盆会(お盆)などが習合したものと考えられ
ている。」

なぞとウィキペディアには書いてありました......。

  

今日は、日頃から大変お世話になっているお客様(作家)の絵画作品が、お寺に寄贈され
ることになりまして、手前どもがその搬入と設営でお役に立てることになりました。

こんな時は我々スタッフも何か自分のことのように嬉しく思う次第であります。


さて、ご寄贈先は真言宗豊山派の瑞応寺(ずいおうじ)という500年の由緒あるお寺です。 

建立起源は鎌倉時代、総武の地に勢力を伸ばした千葉一族に、夕顔姫という心優しく美し
い姫君がいました。夕顔姫は父母に願ってこの地に庵を構え、篤い信仰心を持ちながら地
域に奉仕し、多くの人々に慕われました。
夕顔姫亡き後も人々はその徳を偲び、夕顔姫が遺した持仏堂を改築して信仰の場としたの
が、瑞応寺の起源と伝えられています。





 今回、お客様(作家)のご希望で、建物の正面玄関に観音様の立像があり、その背面の
 壁に設置することになりまして、どうしたものかと苦慮しておりましたが何とか無事に施工
 することができました。

 今日は、宮大工の棟梁にもお立合いを頂いておりましたので、

「少し観音様を動かせますかね?」 とお聞き したら

「大人6人でやっと動くほど重たいよ!」 と笑顔で仰るので、

やるしかないと覚悟を決めた我々スタッフは観音様の後ろを行ったり来たりとぶつからない様に慎重に慎重に、作品を壁面に合わせて高さ確認をし、設置面の採寸をしながら、金具を取り付けていきました。





そして、観音様と作品のバランスをご住職と棟梁と一緒に確認しながら、2時間かけての設
置が無事完了しました。







余談ですが、瑞応寺で今日は大きな法事がございまして、来られた多くの方々がこの大作の施工を興味津々でご覧になられていたことはこの画像からでは伝わらないのがとても残念です。

ご意見は様々かと思いますが、お客様(作家)の思いとアートをとても愛しているご住職の
思いは結ばれたのだと我々は感じておりますです。

これから、お寺を訪れるたくさんの方々が、この作品を見て銘々に何かを感じて頂けるので
はないかと思います。

そして、ハート・アンド・アートの運営理念の一つがまた一歩達成されました。

『 弊社の提供するサービスが「心豊かな社会」になる事につながるように努力します。 』


短冊に 思いを綴る 瑞応寺 


明日もがんばろう!!



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